『下』の読み方

 

音読みカ,ゲ
訓読みした,しも,もと,さ(げる),さ(がる),くだ(る),くだ(す),くだ(さる),お(ろす),お(りる)
表外読み

 

『下』の画数

3画

 

『下』の書き順

 

『下』の部首

いち

 

『下』がつく熟語

 

下炬あこ案下あんか
以下いか已下いか
閾下いきか嚥下えんか
轅下えんか屋下おくか
下位かい下意かい
階下かいか崖下がいか
下澣かかん下瞰かかん
下矩かく下弦かげん
下降かこう下肢かし
下層かそう下腿かたい
顎下がっか下膊かはく
下婢かひ下僚かりょう
管下かんか眼下がんか
机下きか旗下きか
几下きか麾下きか
却下きゃっか鍬下くわした
猊下げいか下巻げかん
下肴げざかな罫下けした
下賤げせん下駄げた
下阪げはん下版げはん
下僕げぼく下痢げり
下郎げろう県下けんか
閤下こうか降下こうか
跨下こか梧下ごか
袴下こした轂下こっか
坂下さかした傘下さんか
下顎したあご下沓したうず
下荻したおぎ下側したがわ
下沓したぐつ下罫したけい
下錏したじころ膝下しっか
下沓しとうず下坂しもさか
臣下しんか砌下せいか
舌下ぜっか宣下せんげ
窓下そうか滴下てきか
滴下てっか灯下とうか
版下はんした陛下へいか
両下まや李下りか
隷下れいか零下れいか
廊下ろうか

 

『下』がつく四字熟語

 

阿爺下頷あやあがん,あやかがん
阿爺下頷あやかがん
一上一下いちじょういちげ
因病下薬いんぺいかやく
轅下之駒えんかのこま
下意上達かいじょうたつ
下学上達かがくじょうたつ
下学之功かがくのこう
夏下冬上かかとうじょう
下喬入幽かきょうにゅうゆう
瓜田李下かでんりか
下陵上替かりょうじょうたい
頷下之珠がんかのしゅ,がんかのたま
頷下之珠がんかのたま
貴賤上下きせんじょうげ
脚下照顧きゃっかしょうこ
急転直下きゅうてんちょっか
下化衆生げけしゅじょう
月下推敲げっかすいこう
月下氷人げっかひょうじん
月下老人げっかろうじん
高下在心こうげざいしん
高下相傾こうげそうけい
呉下阿蒙ごかのあもう
十行倶下じゅうぎょうぐか
樹下石上じゅかせきじょう
上意下達じょういかたつ
上援下推じょうえんかすい
上下一心しょうかいっしん
上下天光しょうかてんこう
上行下効じょうこうかこう
上命下達じょうめいかたつ
上漏下湿じょうろうかしゅう
臍下丹田せいかたんでん
石上樹下せきじょうじゅげ
双管斉下そうかんせいか
対症下薬たいしょうかやく
天下一品てんかいっぴん
天下御免てんかごめん
天下三分てんかさんぶん
天下蒼世てんかそうせい
天下第一てんかだいいち
天下太平てんかたいへい
天下泰平てんかたいへい
天下多事てんかたじ
天下無双てんかぶそう,てんがぶそう
てんかむそう,てんがむそう
天下無双てんがぶそう
天下平泰てんかへいたい
天下無双てんかむそう
天下無双てんがむそう
天下無敵てんかむてき
天下無類てんかむるい
諂上欺下てんじょうぎか
天上天下てんじょうてんか,てんじょうてんげ
天上天下てんじょうてんげ
堂下周屋どうかのしゅうおく
呑吐不下どんとふげ
百下百全ひゃっかひゃくぜん
薄天之下ふてんのもと
敷天之下ふてんのもと
普天之下ふてんのもと
三日天下みっかてんか,みっかでんか
三日天下みっかでんか
落穽下石らくせいかせき
李下瓜田りかかでん
李下之冠りかのかんむり
林下風気りんかのふうき

 

『下』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

商い上手の仕入れ下手
(あきないじょうずのしいれべた)
足下から鳥が立つ
(あしもとからとりがたつ)
足下に火がつく
(あしもとにひがつく)
足下を見る
(あしもとをみる)
頭が下がる
(あたまがさがる)
鞍上人なく鞍下馬なし
(あんじょうひとなくあんかうまなし)
医者上手にかかり下手
(いしゃじょうずにかかりべた)
板子一枚下は地獄
(いたごいちまいしたはじごく)
一葉落ちて天下の秋を知る
(いちようおちててんかのあきをしる)
いつも柳の下に泥鰌はいない
(いつもやなぎのしたにどじょうはいない)
上を下への大騒ぎ
(うえをしたへのおおさわぎ)
縁の下の筍
(えんのしたのたけのこ)
縁の下の力持ち
(えんのしたのちからもち)
大木の下に小木育たず
(おおきのしたにおぎそだたず)
大木の下に小木育つ
(おおきのしたにおぎそだつ)
重荷を下ろす
(おもにをおろす)
嬶天下にからっ風
(かかあでんかにからっかぜ)
学者の取った天下なし
(がくしゃのとったてんかなし)
肩の荷が下りる
(かたのにがおりる)
瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず
(かでんにくつをいれず、りかにかんむりをたださず)
金は天下の回り物
(かねはてんかのまわりもの)
竈の下の灰まで
(かまどのしたのはいまで)
下問を恥じず
(かもんをはじず)
聞き上手の話し下手
(ききじょうずのはなしべた)
清水の舞台から飛び下りる
(きよみずのぶたいからとびおりる)
口自慢の仕事下手
(くちじまんのしごとべた)
下戸と化け物はない
(げことばけものはない)
下戸の肴荒らし
(げこのさかなあらし)
下戸の建てたる蔵もなし
(げこのたてたるくらもなし)
下戸の手強
(げこのてごわ)
下種の後思案
(げすのあとじあん)
下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し
(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
下種の勘ぐり
(げすのかんぐり)
下種の口に戸は立てられぬ
(げすのくちにとはたてられぬ)
下種の逆恨み
(げすのさかうらみ)
下種の謗り食い
(げすのそしりぐい)
下駄も阿弥陀も同じ木の切れ
(げたもあみだもおなじきのきれ)
下駄を預ける
(げたをあずける)
恋に上下の隔てなし
(こいにじょうげのへだてなし)
呉下の阿蒙
(ごかのあもう)
五重の塔も下から組む
(ごじゅうのとうもしたからくむ)
三尺下がって師の影を踏まず
(さんじゃくさがってしのかげをふまず)
四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ
(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
下地は好きなり御意はよし
(したじはすきなりぎょいはよし)
下腹に毛がない
(したはらにけがない)
下いびりの上へつらい
(しもいびりのかみへつらい)
修身斉家治国平天下
(しゅうしんせいかちこくへいてんか)
城下の盟
(じょうかのちかい)
上戸に餅、下戸に酒
(じょうごにもち、げこにさけ)
上戸は毒を知らず下戸は薬を知らず
(じょうごはどくをしらずげこはくすりをしらず)
上手は下手の手本、下手は上手の手本
(じょうずはへたのてほん、へたはじょうずのてほん)
上知と下愚とは移らず
(じょうちとかぐとはうつらず)
臍下丹田に力を入れる
(せいかたんでんにちからをいれる)
声涙、倶に下る
(せいるい、ともにくだる)
千里の行も足下より始まる
(せんりのこうもそっかよりはじまる)
糟糠の妻は堂より下さず
(そうこうのつまはどうよりくださず)
袖の下
(そでのした)
袖の下に回る子は打たれぬ
(そでのしたにまわるこはうたれぬ)
杖の下に回る犬は打てぬ
(つえのしたにまわるいぬはうてぬ)
手を下す
(てをくだす)
天下の憂いに先立ちて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ
(てんかのうれいにさきだちてうれい、てんかのたのしみにおくれてたのしむ)
天下は回り持ち
(てんかはまわりもち)
天下分け目
(てんかわけめ)
天上天下唯我独尊
(てんじょうてんげゆいがどくそん)
天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず
(てんはひとのうえにひとをつくらず、ひとのしたにひとをつくらず)
灯台、下暗し
(とうだい、もとくらし)
灯台下暗し
(とうだいもとくらし)
塔は下から組め
(とうはしたからくめ)
桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す
(とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす)
七下がり七上がり
(ななさがりななあがり)
七つ下がりの雨と四十過ぎての道楽はやまぬ
(ななつさがりのあめとしじゅうすぎてのどうらくはやまぬ)
上り一日、下り一時
(のぼりいちにち、くだりいっとき)
上り坂あれば下り坂あり
(のぼりざかあればくだりざかあり)
話上手の聞き下手
(はなしじょうずのききべた)
話は下で果てる
(はなしはしもではてる)
花の下より鼻の下
(はなのしたよりはなのした)
花の下の半日の客、月の前の一夜の友
(はなのもとのはんじつのかく、つきのまえのいちやのとも)
卑下も自慢のうち
(ひげもじまんのうち)
日の下に新しきものなし
(ひのもとにあたらしきものなし)
普天の下、率土の浜
(ふてんのもと、そっとのひん)
下手があるので上手が知れる
(へたがあるのでじょうずがしれる)
下手が却って上手
(へたがかえってじょうず)
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
(へたなてっぽうもかずうちゃあたる)
下手の射る矢
(へたのいるや)
下手の考え休むに似たり
(へたのかんがえやすむににたり)
下手の長糸、上手の小糸
(へたのちょういと、じょうずのこいと)
下手の道具調べ
(へたのどうぐしらべ)
下手の長談義
(へたのながだんぎ)
下手の真ん中、上手の縁矢
(へたのまんなか、じょうずのふちや)
下手の横好き
(へたのよこずき)
実るほど頭の下がる稲穂かな
(みのるほどあたまのさがるいなほかな)
胸を撫で下ろす
(むねをなでおろす)
柳の下にいつも泥鰌はいない
(やなぎのしたにいつもどじょうはいない)
野に下る
(やにくだる)
病上手に死に下手
(やまいじょうずにしにべた)
勇将の下に弱卒なし
(ゆうしょうのもとにじゃくそつなし)
勇断を下す
(ゆうだんをくだす)
李下に冠を正さず
(りかにかんむりをたださず)
理屈上手の行い下手
(りくつじょうずのおこないべた)
溜飲が下がる
(りゅういんがさがる)
両方聞いて下知をなせ
(りょうほうきいてげちをなせ)
輦轂の下
(れんこくのもと)
若木の下で笠を脱げ
(わかぎのしたでかさをぬげ)
我が事と下り坂に走らぬ者なし
(わがこととくだりざかにはしらぬものなし)

 

 

小学1年生で習う『下』の読み方、書き順、部首と『下』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。