『時』の読み方

 

音読み
訓読みとき
表外読みとき(に),こ(れ)

 

『時』の画数

10画

 

『時』の書き順

 

『時』の部首

ひへん

 

『時』がつく熟語

 

何時いつ往時おうじ
片時かたとき午時ごじ
暫時ざんじ時艱じかん
時圏じけん時刻じこく
時剋じこく時尚じしょう
時辰じしん時速じそく
時俗じぞく時短じたん
時点じてん瞬時しゅんじ
霎時しょうじ昔時せきじ
即時そくじ誰時たれどき
時鮭ときさけ曩時のうじ
昼時ひるどき幼時ようじ
臨時りんじ

 

『時』がつく四字熟語

 

暗黒時代あんこくじだい
一日片時いちじつへんじ,いちにちかたとき
ひとひかたとき
一時名流いちじのめいりゅう,いちじめいりゅう
一時名流いちじめいりゅう
一時流行いちじりゅうこう
一日片時いちにちかたとき
黄金時代おうごんじだい
時雨之化じうのか
時期尚早じきしょうそう
時機到来じきとうらい
時時刻刻じじこくこく
時節到来じせつとうらい
時代錯誤じだいさくご
四六時中しろくじちゅう
即時一杯そくじいっぱい
即時一盃そくじいっぱい
天地四時てんちしいじ
時世時節ときよじせつ
二六時中にろくじちゅう
一日片時ひとひかたとき
不時之需ふじのじゅ,ふじのもとめ
不時之需ふじのもとめ
不時之須ふじのもとめ
旁時掣肘ぼうじせいちゅう
臨命終時りんみょうじゅうじ

 

『時』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

挨拶は時の氏神
(あいさつはときのうじがみ)
朝顔の花一時
(あさがおのはないっとき)
朝の一時は晩の二時に当たる
(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
会った時は笠をぬげ
(あったときはかさをぬげ)
あの声で蜥蜴食らうか時鳥
(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
ある時は米の飯
(あるときはこめのめし)
ある時払いの催促なし
(あるときばらいのさいそくなし)
丑の時参り
(うしのときまいり)
往時渺茫としてすべて夢に似たり
(おうじびょうぼうとしてすべてゆめににたり)
親孝行したい時分に親は無し
(おやこうこうしたいじぶんにおやはなし)
書き入れ時
(かきいれどき)
勝つも負けるも時の運
(かつもまけるもときのうん)
悲しい時は身一つ
(かなしいときはみひとつ)
叶わぬ時には親を出せ
(かなわぬときにはおやをだせ)
叶わぬ時の神頼み
(かなわぬときのかみだのみ)
借りる時の地蔵顔、返す時の閻魔顔
(かりるときのじぞうがお、かえすときのえんまがお)
彼も一時、此れも一時
(かれもいちじ、これもいちじ)
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
(きくはいっしょうのはじ、きかぬはいっしょうのはじ)
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
(きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ)
気の利いた化け物は引っ込む時分
(きのきいたばけものはひっこむじぶん)
金時の火事見舞い
(きんときのかじみまい)
草木も眠る丑三つ時
(くさきもねむるうしみつどき)
苦しい時には親を出せ
(くるしいときにはおやをだせ)
苦しい時の神頼み
(くるしいときのかみだのみ)
孝行のしたい時分に親はなし
(こうこうのしたいじぶんにおやはなし)
孔子も時に遇わず
(こうしもときにあわず)
碁打ちに時なし
(ごうちにときなし)
子で子にならぬ時鳥
(こでこにならぬほととぎす)
事ある時は仏の足を戴く
(ことあるときはほとけのあしをいただく)
時好に投ずる
(じこうにとうずる)
地震の時は竹薮に逃げろ
(じしんのときはたけやぶににげろ)
勝負は時の運
(しょうぶはときのうん)
銭ある時は鬼をも使う
(ぜにあるときはおにをもつかう)
仙人の千年、蜉蝣の一時
(せんにんのせんねん、かげろうのいっとき)
即時一杯の酒
(そくじいっぱいのさけ)
粗相も時の一興
(そそうもときのいっきょう)
他人は時の花
(たにんはときのはな)
卵を見て時夜を求む
(たまごをみてじやをもとむ)
茶腹も一時
(ちゃばらもいっとき)
仲裁は時の氏神
(ちゅうさいはときのうじがみ)
適時の一針は九針の手間を省く
(てきじのいっしんはきゅうしんのてまをはぶく)
天勾践を空しゅうすること莫れ、時に范蠡なきにしも非ず
(てんこうせんをむなしゅうすることなかれ、ときにはんれいなきにしもあらず)
天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
(てんのときはちのりにしかず、ちのりはひとのわにしかず)
時に遇えば鼠も虎になる
(ときにあえばねずみもとらになる)
時の氏神
(ときのうじがみ)
時の花を挿頭にせよ
(ときのはなをかざしにせよ)
時の用には鼻を削げ
(ときのようにははなをそげ)
時は得難くして失い易し
(ときはえがたくしてうしないやすし)
時は金なり
(ときはかねなり)
時を得た一針は九針の手間を省く
(ときをえたいっしんはきゅうしんのてまをはぶく)
ない時の辛抱、ある時の倹約
(ないときのしんぼう、あるときのけんやく)
鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥
(なかぬならなくまでまとうほととぎす)
鳴くまで待とう時鳥
(なくまでまとうほととぎす)
二八月は船頭のあぐみ時
(にはちがつはせんどうのあぐみどき)
年貢の納め時
(ねんぐのおさめどき)
上り一日、下り一時
(のぼりいちにち、くだりいっとき)
化け物も引っ込む時分
(ばけものもひっこむじぶん)
花一時、人一盛り
(はないっとき、ひとひとさかり)
日陰の豆も時が来ればはぜる
(ひかげのまめもときがくればはぜる)
ひだるい時にまずい物なし
(ひだるいときにまずいものなし)
一時違えば三里の遅れ
(ひとときちがえばさんりのおくれ)
人の踊る時は踊れ
(ひとのおどるときはおどれ)
人の情けは世にある時
(ひとのなさけはよにあるとき)
ひもじい時にまずい物なし
(ひもじいときにまずいものなし)
貧乏難儀は時の回り
(びんぼうなんぎはときのまわり)
無精者の一時働き
(ぶしょうもののいっときばたらき)
ホメロスすら時に失策を犯す
(ほめろすすらときにしっさくをおかす)
まさかの時の友こそ真の友
(まさかのときのともこそしんのとも)
学びて時に之を習う亦説ばしからずや
(まなびてときにこれをならうまたよろこばしからずや)
無常の風は時を選ばず
(むじょうのかぜはときをえらばず)
目に青葉、山時鳥。初鰹
(めにあおば、やまほととぎす。はつがつお)
雌鳥につつかれて時をうたう
(めんどりにつつかれてときをうたう)
物には時節
(ものにはじせつ)
用ある時の地蔵顔、用なき時の閻魔顔
(ようあるときのじぞうがお、ようなきときのえんまがお)
ローマにいる時はローマの人がするとおりにせよ
(ろーまにいるときはろーまのひとがするとおりにせよ)
若い時旅をせねば老いての物語がない
(わかいときたびをせねばおいてのものがたりがない)
若い時の苦労は買ってでもせよ
(わかいときのくろうはかってでもせよ)
若い時の苦労は買うてもせよ
(わかいときのくろうはこうてもせよ)
若い時は二度ない
(わかいときはにどない)

 

 

小学2年生で習う『時』の読み方、書き順、部首と『時』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。