『無』の読み方

 

音読みム,ブ
訓読みな(い)
表外読みな(かれ)

 

『無』の画数

12画

 

『無』の書き順

 

『無』の部首

れっか,れんが

 

『無』がつく熟語

 

無為ぶい無沙ぶさ
無事ぶじ無双ぶそう
無難ぶなん無頼ぶらい
無聊ぶりょう無畏むい
無涯むがい無愧むぎ
無垢むく無卦むけ
無稽むけい無辜むこ
無腰むごし無札むさつ
無残むざん無慙むざん
無慚むざん無遮むしゃ
無爵むしゃく無住むじゅう
無尽蔵むじんぞう無責任むせきにん
無双むそう無駄むだ
無恥むち無畜むちく
無賃むちん無糖むとう
無念むねん無派むは
無媒むばい無帽むぼう
無謀むぼう無闇むやみ
無欲むよく無頼むらい
無理むり無料むりょう
無論むろん

 

『無』がつく四字熟語

 

悪逆無道あくぎゃくぶとう,あくぎゃくぶどう
あくぎゃくむどう
悪逆無道あくぎゃくぶどう
悪逆無道あくぎゃくむどう
鴉雀無声あじゃくむせい
安穏無事あんおんぶじ,あんのんぶじ
安穏無事あんのんぶじ
一望無垠いちぼうむぎん
一網無遺いちもうむい
一徹無垢いってつむく
意料無限いりょうむげん
異類無碍いるいむげ
異類無礙いるいむげ
慇懃無礼いんぎんぶれい
有為無常ういむじょう
有象無象うぞうむぞう
有無相生うむそうせい
有耶無耶うやむや
有漏無漏うろむろ
永永無窮えいえいむきゅう
永遠無窮えいえんむきゅう
永世無窮えいせいむきゅう
影迹無端えいせきむたん
応用無辺おうゆうむへん,おうようむへん
応用無辺おうようむへん
海内無双かいだいむそう
架空無稽かくうむけい
廓然無聖かくねんむしょう
禍福無門かふくむもん
感慨無量かんがいむりょう
汗顔無地かんがんむち
完全無欠かんぜんむけつ
乾燥無味かんそうむみ
眼中無人がんちゅうむじん
頑鈍無恥がんどんむち
疑行無名ぎこうむめい
疑事無功ぎじむこう
窮極無聊きゅうきょくぶりょう,きゅうきょくむりょう
窮極無聊きゅうきょくむりょう
挙世無双きょせいむそう
虚無恬淡きょむてんたん
虚無縹渺きょむひょうびょう
虚無縹眇きょむひょうびょう
虚無縹緲きょむひょうびょう
金甌無欠きんおうむけつ
愚痴無知ぐちむち
愚痴無智ぐちむち
功徳無量くどくむりょう,こうとくむりょう
愚昧無知ぐまいむち
君命無二くんめいむに
群竜無首ぐんりゅうむしゅ,ぐんりょうむしゅ
群竜無首ぐんりょうむしゅ
刑故無小けいこむしょう
勁勇無双けいゆうぶそう
兼愛無私けんあいむし
傲岸無礼ごうがんぶれい
後患無窮こうかんむきゅう
厚顔無慚こうがんむざん
厚顔無恥こうがんむち
高潔無比こうけつむひ
宏大無辺こうだいむへん
広大無辺こうだいむへん
洪大無辺こうだいむへん
荒誕無稽こうたんむけい
豪胆無比ごうたんむひ
高枕無憂こうちんむゆう
荒唐無稽こうとうむけい
功徳無量こうとくむりょう
公平無私こうへいむし
高慢無礼こうまんぶれい
傲慢無礼ごうまんぶれい
国士無双こくしむそう
古今無双ここんむそう
孤立無援こりつむえん
孤立無親こりつむしん
三界無安さんがいむあん
三界無宿さんがいむしゅく
残念無念ざんねんむねん
至高無上しこうむじょう
事実無根じじつむこん
至道無難しどうぶなん
遮二無二しゃにむに
縦横無礙じゅうおうむげ
縦横無尽じゅうおうむじん
自由無碍じゆうむげ
純一無雑じゅんいつむざつ
純潔無垢じゅんけつむく
純真無垢じゅんしんむく
諸行無常しょぎょうむじょう
諸法無我しょほうむが
仁者無敵じんしゃむてき
人畜無害じんちくむがい
水火無情すいかむじょう
水清無魚すいせいむぎょ
清浄無垢せいじょうむく,せいじょうむこう
清浄無垢せいじょうむこう
聖人無夢せいじんむむ
清淡虚無せいたんきょむ
精忠無比せいちゅうむひ
千万無量せんばんむりょう,せんまんむりょう
千万無量せんまんむりょう
千里無煙せんりむえん
千里無烟せんりむえん
造反無道ぞうはんむどう
束手無策そくしゅむさく
大逆無道たいぎゃくむどう
大公無私たいこうむし
太平無事たいへいぶじ
他言無用たげんむよう,たごんむよう
他言無用たごんむよう
澹然無極たんぜんむきょく
胆勇無双たんゆうむそう
中秋無月ちゅうしゅうむげつ
忠勇無双ちゅうゆうむそう
痛快無比つうかいむひ
痛烈無比つうれつむひ
天衣無縫てんいむほう
天下無双てんかぶそう,てんがぶそう
てんかむそう,てんがむそう
天下無双てんがぶそう
天下無双てんかむそう
天下無双てんがむそう
天下無敵てんかむてき
天下無類てんかむるい
天壌無窮てんじょうむきゅう,てんじょうむきょう
天壌無窮てんじょうむきょう
天地無用てんちむよう
天道無親てんどうむしん
当代無双とうだいむそう
徒食無為としょくむい
南無三宝なむさんぼう
破戒無慙はかいむざん
万寿無疆ばんじゅむきょう
万邦無比ばんぽうむひ
百載無窮ひゃくさいむきゅう
剽悍無比ひょうかんむひ
無為不言ぶいふげん,むいふげん
風月無辺ふうげつむへん
婦怨無終ふえんむしゅう
不学無術ふがくむじゅつ
無骨一辺ぶこついっぺん
無事安穏ぶじあんのん
無事息災ぶじそくさい
無事平穏ぶじへいおん
無妄之福ぶぼうのふく,むぼうのふく
むもうのふく
無望之禍ぶぼうのわざわい,むぼうのわざわい
無礼傲慢ぶれいごうまん
無礼千万ぶれいせんばん
文人無行ぶんじんむこう
平安無事へいあんぶじ
平穏無事へいおんぶじ
弁才無碍べんさいむげ,べんざいむげ
弁才無礙べんさいむげ,べんざいむげ
弁才無碍べんざいむげ
弁才無礙べんざいむげ
放佚無慙ほういつむざん
傍若無人ぼうじゃくぶじん
旁若無人ぼうじゃくぶじん
放蕩無頼ほうとうぶらい
法誉無上ほうよむじょう
無為渾沌むいこんとん
無為自然むいしぜん
無為徒食むいとしょく
無為不言むいふげん
無位無冠むいむかん
無位無官むいむかん
無為無策むいむさく
無為無知むいむち
無為無能むいむのう
無影無踪むえいむそう
無益有害むえきゆうがい
無援孤立むえんこりつ
無学浅識むがくせんしき
無学無識むがくむしき
無学無知むがくむち
無学無能むがくむのう
無学文盲むがくもんもう
無我夢中むがむちゅう
無何有郷むかゆうきょう
無垢清浄むくせいじょう
無稽荒唐むけいこうとう
無芸大食むげいたいしょく
無稽之言むけいのげん
無稽之談むけいのだん
無芸無能むげいむのう
無間地獄むけんじごく,むげんじごく
無間地獄むげんじごく
無告之民むこくのたみ
無辜之民むこのたみ
無根無蔕むこんむてい
無罪釈放むざいしゃくほう
無罪放免むざいほうめん
無策無為むさくむい
無慙無愧むざんむき
無始曠劫むしこうごう
無師独悟むしどくご
無始無終むしむしゅう,むしむじゅう
無始無終むしむじゅう
無私無偏むしむへん
無常因果むじょういんが
無上趣味むじょうしゅみ
無常迅速むじょうじんそく
無上菩提むじょうぼだい
無声之詩むせいのし
無声無臭むせいむしゅう
無想無念むそうむねん
無駄方便むだほうべん
無知愚昧むちぐまい
無知厚顔むちこうがん
無恥厚顔むちこうがん
無知無学むちむがく
無知蒙昧むちもうまい
無智蒙昧むちもうまい
無知文盲むちもんもう
無智文盲むちもんもう
無茶苦茶むちゃくちゃ
無手勝流むてかつりゅう
無二無三むにむさん,むにむざん
無二無三むにむざん
無念残念むねんざんねん
無念千万むねんせんばん
無念無想むねんむそう
無病呻吟むびょうしんぎん
無病息災むびょうそくさい
無仏世界むぶつせかい
無辺無碍むへんむげ
無辺無礙むへんむげ
無偏無党むへんむとう
無縫天衣むほうてんい
無妄之福むぼうのふく
無法之法むほうのほう
無望之禍むぼうのわざわい
無味乾燥むみかんそう
無明長夜むみょうじょうや
無妄之福むもうのふく
無用之用むようのよう
無用有害むようゆうがい
無欲恬淡むよくてんたん
無欲恬憺むよくてんたん
無欲恬澹むよくてんたん
無余涅槃むよねはん
無理往生むりおうじょう
無理算段むりさんだん
無理難題むりなんだい
無理非道むりひどう
無理無体むりむたい
無量無辺むりょうむへん
無累之人むるいのひと
妄誕無稽もうたんむけい
問答無益もんどうむえき,もんどうむやく
問答無益もんどうむやく
問答無用もんどうむよう
薬石無効やくせきむこう
唯一無二ゆいいつむに
有害無益ゆうがいむえき
有形無形ゆうけいむけい
有厚無厚ゆうこうむこう
有口無行ゆうこうむこう
融通無碍ゆうずうむげ
融通無礙ゆうずうむげ
有頭無尾ゆうとうむび
有備無患ゆうびむかん
有名無実ゆうめいむじつ
勇猛無比ゆうもうむひ
憂来無方ゆうらいむほう
乱雑無章らんざつむしょう
流転無窮るてんむぐう
冷酷無情れいこくむじょう

 

『無』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

有無を言わさず
(うむをいわさず)
遠慮は無沙汰
(えんりょはぶさた)
親孝行したい時分に親は無し
(おやこうこうしたいじぶんにおやはなし)
親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない
(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
女は氏無うて玉の輿に乗る
(おんなはうじのうてたまのこしにのる)
気が無い
(きがない)
芸が無い
(げいがない)
虚無僧に尺八
(こむそうにしゃくはち)
真の闇より無闇が怖い
(しんのやみよりむやみがこわい)
大欲は無欲に似たり
(たいよくはむよくににたり)
多芸は無芸
(たげいはむげい)
多勢に無勢
(たぜいにぶぜい)
年寄りの物忘れ、若者の無分別
(としよりのものわすれ、わかもののむふんべつ)
無い袖は振れない
(ないそではふれない)
長居は無用
(ながいはむよう)
長追いは無益
(ながおいはむえき)
無くて七癖
(なくてななくせ)
なけなしの無駄遣い
(なけなしのむだづかい)
茄子の花と親の意見は千に一つも無駄はない
(なすびのはなとおやのいけんはせんにひとつもむだはない)
名も無い
(なもない)
無事これ貴人
(ぶじこれきじん)
無精者の一時働き
(ぶしょうもののいっときばたらき)
無精者の隣働き
(ぶしょうもののとなりばたらき)
本来無一物
(ほんらいむいちもつ)
無為にして治まる
(むいにしておさまる)
無為にして化す
(むいにしてかす)
無為の治
(むいのち)
無何有の郷
(むかうのさと)
無患子は三年磨いても黒い
(むくろじはさんねんみがいてもくろい)
無告の民
(むこくのたみ)
無辜の民
(むこのたみ)
無常の鬼が身を責むる
(むじょうのおにがみをせむる)
無常の風は時を選ばず
(むじょうのかぜはときをえらばず)
無明の酒に酔う
(むみょうのさけによう)
無用の長物
(むようのちょうぶつ)
無用の用
(むようのよう)
無理が通れば道理引っ込む
(むりがとおればどうりひっこむ)
無理も通れば道理になる
(むりもとおればどうりになる)
無累の人
(むるいのひと)
目が無い
(めがない)
余念が無い
(よねんがない)
礼も過ぎれば無礼になる
(れいもすぎればぶれいになる)

 

 

小学4年生で習う『無』の読み方、書き順、部首と『無』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。