『見』の読み方

 

音読みケン
訓読みみ(る),み(える),み(せる)
表外読みゲン,まみ(える),あらわ(れる)

 

『見』の画数

7画

 

『見』の書き順

 

『見』の部首

みる

 

『見』がつく熟語

 

魚見うおみ窺見うかみ
浦見うらみ謁見えっけん
臆見おっけん見解けんかい
見学けんがく見参けんざん
見識けんしき見濁けんじょく
誤見ごけん散見さんけん
芝見しばみ請見しょうけん
創見そうけん俗見ぞっけん
他見たけん卓見たっけん
洞見どうけん拝見はいけん
披見ひけん鄙見ひけん
必見ひっけん謬見びゅうけん
瞥見べっけん見頃みごろ
見附みつけ見栄えみばえ
冥見みょうけん陋見ろうけん

 

『見』がつく四字熟語

 

一見一行いちげんいっこう
一水四見いっすいしけん
開雲見日かいうんけんじつ
開心見誠かいしんけんせい
寡見少聞かけんしょうぶん
寡聞少見かぶんしょうけん
区聞陬見くぶんすうけん
見賢思斉けんけんしせい
見性自覚けんしょうじかく
見性成仏けんしょうじょうぶつ
子見南子しけんなんし
陣中見舞じんちゅうみまい
井蛙之見せいあのけん
接見応対せっけんおうたい
先見之明せんけんのめい
重見天日ちょうけんてんじつ
左見右見とみこうみ
燃犀之見ねんさいのけん
撥雲見日はつうんけんじつ
撥雲見天はつうんけんてん
皮膚之見ひふのけん
百聞一見ひゃくぶんいっけん
物見遊山ものみゆさん

 

『見』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

相手見てからの喧嘩声
(あいてみてからのけんかごえ)
足もとを見る
(あしもとをみる)
足下を見る
(あしもとをみる)
足元を見る
(あしもとをみる)
戦を見て矢を矧ぐ
(いくさをみてやをはぐ)
意見と餅はつくほど練れる
(いけんともちはつくほどねれる)
一見、旧の如し
(いっけん、きゅうのごとし)
一斑を見て全豹を卜す
(いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす)
上見ぬ鷲
(うえみぬわし)
上を見れば方図がない
(うえをみればほうずがない)
魚の目に水見えず
(うおのめにみずみえず)
兎を見て犬を呼ぶ
(うさぎをみていぬをよぶ)
内兜を見透かす
(うちかぶとをみすかす)
大見得を切る
(おおみえをきる)
大目に見る
(おおめにみる)
おじを見ると荷が重い
(おじをみるとにがおもい)
鬼の目にも見残し
(おにのめにもみのこし)
親の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない
(おやのいけんとなすびのはなはせんにひとつもむだはない)
親の意見と冷や酒は後で利く
(おやのいけんとひやざけはあとできく)
餓鬼の目に水見えず
(がきのめにみずみえず)
聞いた百文より見た一文
(きいたひゃくもんよりみたいちもん)
聞いて極楽、見て地獄
(きいてごくらく、みてじごく)
聞いて極楽見て地獄
(きいてごくらくみてじごく)
聞いてびっくり、見てびっくり
(きいてびっくり、みてびっくり)
聞くと見るとは大違い
(きくとみるとはおおちがい)
聞けば気の毒、見れば目の毒
(きけばきのどく、みればめのどく)
来て見ればさほどでもなし富士の山
(きてみればさほどでもなしふじのやま)
客と白鷺は立ったが見事
(きゃくとしらさぎはたったがみごと)
義を見てせざるは勇なきなり
(ぎをみてせざるはゆうなきなり)
木を見て森を見ず
(きをみてもりをみず)
木を見て森を見ない
(きをみてもりをみない)
機を見るに敏
(きをみるにびん)
金時の火事見舞い
(きんときのかじみまい)
国乱れて忠臣見る
(くにみだれてちゅうしんあらわる)
毛を見て馬を相す
(けをみてうまをそうす)
御意見五両、堪忍十両
(ごいけんごりょう、かんにんじゅうりょう)
香炉峰の雪は簾をかかげて見る
(こうろほうのゆきはすだれをかかげてみる)
心ここに在らざれば視れども見えず
(こころここにあらざればみれどもみえず)
怖い物見たさ
(こわいものみたさ)
子を見ること親に如かず
(こをみることおやにしかず)
財布の底と心の底は人に見せるな
(さいふのそことこころのそこはひとにみせるな)
座を見て皿をねぶれ
(ざをみてさらをねぶれ)
三寸の見直し
(さんずんのみなおし)
三寸俎板を見抜く
(さんずんまないたをみぬく)
鹿を逐う者は山を見ず
(しかをおうものはやまをみず)
自分の盆の窪は見えず
(じぶんのぼんのくぼはみえず)
娑婆で見た野次郎
(しゃばでみたやじろう)
姑の十七、見た者ない
(しゅうとめのじゅうしち、みたものない)
正直者が馬鹿を見る
(しょうじきものがばかをみる)
白い目で見る
(しろいめでみる)
善悪は友を見よ
(ぜんあくはともをみよ)
大敵と見て恐れず小敵と見て侮らず
(たいてきとみておそれずしょうてきとみてあなどらず)
高みの見物
(たかみのけんぶつ)
盾の両面を見よ
(たてのりょうめんをみよ)
卵を見て時夜を求む
(たまごをみてじやをもとむ)
誰に見しょとて紅鉄漿つける
(だれにみしょとてべにかねつける)
近くて見えぬは睫
(ちかくてみえぬはまつげ)
罪なくして配所の月を見る
(つみなくしてはいしょのつきをみる)
釣りする馬鹿に見る阿呆
(つりするばかにみるあほう)
貞女は二夫に見えず
(ていしゅはにふにまみえず)
敵を見て矢を矧ぐ
(てきをみてやをはぐ)
弟子を見る事師に如かず
(でしをみることしにしかず)
手の内を見せる
(てのうちをみせる)
天道様はお見通し
(てんとうさまはおみとおし)
読書百遍、義、自ずから見る
(どくしょひゃっぺん、ぎ、おのずからあらわる)
鳶も居ずまいから鷹に見える
(とびもいずまいからたかにみえる)
跳ぶ前に見よ
(とぶまえにみよ)
ないが意見の総じまい
(ないがいけんのそうじまい)
長い目で見る
(ながいめでみる)
泣く泣くもよい方を取る形見分け
(なくなくもよいほうをとるかたみわけ)
茄子の花と親の意見は千に一つも無駄はない
(なすびのはなとおやのいけんはせんにひとつもむだはない)
ナポリを見てから死ね
(なぽりをみてからしね)
日光を見ずして結構と言うな
(にっこうをみずしてけっこうというな)
二度目の見直し三度目の正直
(にどめのみなおしさんどめのしょうじき)
人相見の我が身知らず
(にんそうみのわがみしらず)
人を見て法を説け
(にんをみてほうをとけ)
盗人を捕らえて見れば我が子なり
(ぬすびとをとらえてみればわがこなり)
盗人を見て縄を綯う
(ぬすびとをみてなわをなう)
馬鹿を見たくば親を見よ
(ばかをみたくばおやをみよ)
化け物の正体見たり枯れ尾花
(ばけもののしょうたいみたりかれおばな)
二十過ぎての意見と彼岸過ぎての肥はきかぬ
(はたちすぎてのいけんとひがんすぎてのこえはきかぬ)
彼岸過ぎての麦の肥、三十過ぎての男に意見
(ひがんすぎてのむぎのこえ、さんじゅうすぎてのおとこにいけん)
人の意見は四十まで
(ひとのいけんはしじゅうまで)
人のふり見て我がふり直せ
(ひとのふりみてわがふりなおせ)
人の振り見て我が振り直せ
(ひとのふりみてわがふりなおせ)
人は見かけによらぬもの
(ひとはみかけによらぬもの)
人は見目よりただ心
(ひとはみめよりただこころ)
人を見たら泥棒と思え
(ひとをみたらどろぼうとおもえ)
人を見て法を説け
(ひとをみてほうをとけ)
日の目を見る
(ひのめをみる)
百聞は一見に如かず
(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
冷や酒と親の意見は後で利く
(ひやざけとおやのいけんはあとできく)
火を見たら火事と思え
(ひをみたらかじとおもえ)
火を見るより明らか
(ひをみるよりあきらか)
蛇に見込まれた蛙
(へびにみこまれたかえる)
見得張るより頰張れ
(みえばるよりほおばれ)
見得を切る
(みえをきる)
見栄を張る
(みえをはる)
見掛けばかりの空大名
(みかけばかりのからだいみょう)
味方見苦し
(みかたみぐるし)
見ざる聞かざる言わざる
(みざるきかざるいわざる)
見知らずの口叩き
(みしらずのくちたたき)
見たら見流し、聞いたら聞き流し
(みたらみながし、きいたらききながし)
三日見ぬ間の桜
(みっかみぬまのさくら)
見つめる鍋は煮立たない
(みつめるなべはにたたない)
見ての極楽、住んでの地獄
(みてのごくらく、すんでのじごく)
見ぬが心憎し
(みぬがこころにくし)
見ぬが花
(みぬがはな)
見ぬ京の物語
(みぬきょうのものがたり)
見ぬ事は話にならぬ
(みぬことははなしにならぬ)
見ぬは極楽、知らぬは仏
(みぬはごくらく、しらぬはほとけ)
見ぬ物清し
(みぬものきよし)
見目は果報の基
(みめはかほうのもとい)
見目より心
(みめよりこころ)
見よう見真似
(みようみまね)
見る影もない
(みるかげもない)
見ると聞くとは大違い
(みるときくとはおおちがい)
見るは法楽
(みるはほうらく)
見るは目の毒
(みるはめのどく)
娘を見るより母を見よ
(むすめをみるよりははをみよ)
名所に見所なし
(めいしょにみどころなし)
目で見て口で言え
(めでみてくちでいえ)
目で目は見えぬ
(めでめはみえぬ)
目は毫毛を見るも睫を見ず
(めはごうもうをみるもまつげをみず)
目を見張る
(めをみはる)
物の見事に
(もののみごとに)
山が見える
(やまがみえる)
病む身より見る目
(やむみよりみるめ)
幽霊の正体見たり枯れ尾花
(ゆうれいのしょうたいみたりかれおばな)
欲には目見えず
(よくにはめみえず)
世の中は三日見ぬ間の桜かな
(よのなかはみっかみぬまのさくらかな)
留守見舞いは間遠にせよ
(るすみまいはまどおにせよ)
我が上の星は見えぬ
(わがうえのほしはみえぬ)

 

 

小学1年生で習う『見』の読み方、書き順、部首と『見』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。