『言』の読み方

 

音読みゲン,ゴン
訓読みい(う),こと
表外読み

 

『言』の画数

7画

 

『言』の書き順

 

『言』の部首

げん

 

『言』がつく熟語

 

言い訳いいわけ迂言うげん
囈言うわごと譫言うわごと
怨言えんげん妖言およずれごと
格言かくげん確言かくげん
仮言かげん佳言かげん
寡言かげん雅言がげん
片言かたこと諫言かんげん
偽言ぎげん戯言ぎげん
狂言きょうげん興言きょうげん
極言きょくげん謹言きんげん
寓言ぐうげん言外げんがい
言及げんきゅう言句げんく
建言けんげん言語げんご
言辞げんじ言詮げんせん
言論げんろん巧言こうげん
言舌ごんぜつ誣言しいごと
至言しげん七言しちごん
祝言しゅうげん昌言しょうげん
笑言しょうげん詳言しょうげん
飾言しょくげん序言じょげん
尽言じんげん宣言せんげん
諷言そえこと俗言ぞくげん
麁言そげん題言だいげん
他言たげん只言ただごと
痴言ちげん套言とうげん
俳言はいげん俳言はいごん
罵言ばげん鄙言ひげん
謬言びゅうげん附言ふげん
誣言ふげん侮言ぶげん
妄言ぼうげん謗言ぼうげん
祝言ほぎごと漫言まんげん
睦言むつごと妄言もうげん
遺言ゆいごん諛言ゆげん
綸言りんげん縷言るげん
童言わらわごと

 

『言』がつく四字熟語

 

悪口雑言あっこうぞうごん
意在言外いざいげんがい
一言一句いちげんいっく,いちごんいっく
一言一行いちげんいっこう
一言九鼎いちげんきゅうてい,いちごんきゅうてい
一言居士いちげんこじ,いちごんこじ
一言千金いちげんせんきん
一言半句いちげんはんく,いちごんはんく
一言片句いちげんへんく
一言一句いちごんいっく
一言九鼎いちごんきゅうてい
一言居士いちごんこじ
一言万鈞いちごんばんきん
一言半句いちごんはんく
一言芳恩いちごんほうおん
隠居放言いんきょほうげん
艶言浮詞えんげんふし
温言慰謝おんげんいしゃ
温言慰藉おんげんいしゃ
河漢之言かかんのげん
花言巧語かげんこうご
嘉言善行かげんぜんこう
寡言沈黙かげんちんもく
甘言蜜語かんげんみつご
歓言愉色かんげんゆしょく
危言覈論きげんかくろん
危言危行きげんきこう
危言聳聴きげんしょうちょう
危言悚聴きげんしょうちょう
恐恐謹言きょうきょうきんげん
狂言綺語きょうげんきぎょ,きょうげんきご
狂言綺語きょうげんきご
興言利口きょうげんりこう
恐惶謹言きょうこうきんげん
金玉之言きんぎょくのげん
謹言慎行きんげんしんこう
金口玉言きんこうぎょくげん
言易行難げんいこうなん
言外之意げんがいのい
言近旨遠げんきんしえん
言行一致げんこういっち
言行齟齬げんこうそご
言語漏洩げんごろうえい,げんごろうせつ
言語漏洩げんごろうせつ
言者不知げんしゃふち
言笑自若げんしょうじじゃく
言文一致げんぶんいっち
巧言乱徳こうげんらんとく
巧言令色こうげんれいしょく
巧語花言こうごかげん
荒唐之言こうとうのげん
古言古義こげんこぎ
言語道断ごんごどうだん
察言観色さつげんかんしき
左右他言さゆうたげん
三百代言さんびゃくだいげん
視聴言動しちょうげんどう
疾言遽色しつげんきょしょく
攘臂疾言じょうひしつげん
至理名言しりめいげん
身軽言微しんけいげんび
身言書判しんげんしょはん
尋言逐語じんごんちくご
折檻諫言せっかんかんげん
絶言絶慮ぜつごんぜつりょ
前言往行ぜんげんおうこう
千言万語せんげんばんご,せんげんまんご
千言万語せんげんまんご
千里結言せんりけつげん,せんりのけつげん
千里結言せんりのけつげん
造言飛語ぞうげんひご
造言蜚語ぞうげんひご
草茅危言そうぼうきげん,そうぼうのきげん
草茅危言そうぼうのきげん
俗言俚語ぞくげんりご
粗言細語そげんさいご
大言壮語たいげんそうご
滞言滞句たいげんたいく
択言択行たくげんたくこう
多言数窮たげんすうきゅう,たごんすうきゅう
他言無用たげんむよう,たごんむよう
多言数窮たごんすうきゅう
他言無用たごんむよう
談言微中だんげんびちゅう
知者不言ちしゃふげん
忠言逆耳ちゅうげんぎゃくじ
中冓之言ちゅうこうのげん
直言極諫ちょくげんきょっかん
沈黙寡言ちんもくかげん
跌蕩放言てっとうほうげん
甜言蜜語てんげんみつご
得意忘言とくいぼうげん
訥言敏行とつげんびんこう
肺腑之言はいふのげん
薄唇軽言はくしんけいげん
罵詈雑言ばりぞうげん,ばりぞうごん
罵詈雑言ばりぞうごん
煩言砕辞はんげんさいじ
微言大義びげんたいぎ
百黙一言ひゃくもくいちげん
蜚流之言ひりゅうのげん
無為不言ぶいふげん,むいふげん
風言風語ふうげんふうご
不言実行ふげんじっこう
不言之教ふげんのおしえ
不言不語ふげんふご
付耳之言ふじのげん
附耳之言ふじのげん
片言隻句へんげんせきく,へんげんせっく
片言隻語へんげんせきご
片言隻辞へんげんせきじ
片言隻句へんげんせっく
片言折獄へんげんせつごく
放言高論ほうげんこうろん
暴言多罪ぼうげんたざい
妄言多謝ぼうげんたしゃ,もうげんたしゃ
放語漫言ほうごまんげん
漫言放語まんげんほうご
漫語放言まんごほうげん
無為不言むいふげん
無稽之言むけいのげん
面従後言めんじゅうこうげん
妄言多謝もうげんたしゃ
妄言妄聴もうげんもうちょう
薬石之言やくせきのげん
有言実行ゆうげんじっこう
庸言之謹ようげんのきん
庸言庸行ようげんようこう
妖言惑衆ようげんわくしゅう
六言六蔽りくげんのりくへい,りくげんりくへい
六言六蔽りくげんりくへい
俚言俗語りげんぞくご
俚語俗言りごぞくげん
流言飛語りゅうげんひご
流言蜚語りゅうげんひご
流言飛文りゅうげんひぶん
流言流説りゅうげんりゅうせつ

 

『言』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

ああ言えばこう言う
(ああいえばこういう)
明日の事を言えば鬼が笑う
(あすのことをいえばおにがわらう)
後から剝げる正月言葉
(あとからはげるしょうがつことば)
穴を掘って言い入れる
(あなをほっていいいれる)
言い勝ち功名
(いいがちこうみょう)
言いたいことは明日言え
(いいたいことはあすいえ)
言い出しこき出し笑い出し
(いいだしこきだしわらいだし)
言うた損より言わぬ損が少ない
(いうたそんよりいわぬそんがすくない)
言うと行うとは別問題である
(いうとおこなうとはべつもんだいである)
言うは易く行うは難し
(いうはやすくおこなうはかたし)
石の物言う世の中
(いしのものいうよのなか)
一家の言を成す
(いっかのげんをなす)
曰く言い難し
(いわくいいがたし)
言わぬが花
(いわぬがはな)
言わぬことは聞こえぬ
(いわぬことはきこえぬ)
言わぬは言うに勝る
(いわぬはいうにまさる)
言わねば腹ふくる
(いわねばはらふくる)
有無を言わさず
(うむをいわさず)
売り言葉に買い言葉
(うりことばにかいことば)
老いの繰言
(おいのくりごと)
大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然
(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
思うこと言わねば腹ふくる
(おもうこといわねばはらふくる)
俺は言わぬがわれ言うな
(おれはいわぬがわれいうな)
隠密の沙汰は高く言え
(おんみつのさたはたかくいえ)
書いた物が物を言う
(かいたものがものをいう)
顧みて他を言う
(かえりみてたをいう)
陰では王様の事も言う
(かげではおうさまのこともいう)
陰では殿の事も言う
(かげではとののこともいう)
数を言うまい羽織りの紐
(かずをいうまいはおりのひも)
金が言わせる旦那
(かねがいわせるだんな)
金が物言う
(かねがものいう)
金が物を言う
(かねがものをいう)
食うことは今日食い、言うことは明日言え
(くうことはきょうくい、いうことはあすいえ)
食わせておいて扨と言い
(くわせておいてさてといい)
言々、肺腑を衝く
(げんげん、はいふをつく)
言は簡を尊ぶ
(げんはかんをたっとぶ)
言を左右にする
(げんをさゆうにする)
巧言令色、鮮し仁
(こうげんれいしょく、すくなしじん)
荒唐の言
(こうとうのげん)
小言八百愚痴千粒
(こごとはっぴゃくぐちせんつぶ)
言伝は荷にならぬ
(ことづてはににならぬ)
言葉多きは品少なし
(ことばおおきはしなすくなし)
言葉は国の手形
(ことばはくにのてがた)
言葉は心の使い
(ことばはこころのつかい)
言葉を濁す
(ことばをにごす)
鷺を烏と言いくるめる
(さぎをからすといいくるめる)
地蔵は言わぬが我言うな
(じぞうはいわぬがわれいうな)
死ぬ死ぬと言う者に死んだ例なし
(しぬしぬというものにしんだためしなし)
証文が物を言う
(しょうもんがものをいう)
知る者は言わず言う者は知らず
(しるものはいわずいうものはしらず)
先生と言われるほどの馬鹿でなし
(せんせいといわれるほどのばかでなし)
男子の一言、金鉄の如し
(だんしのいちごん、きんてつのごとし)
忠言、耳に逆らう
(ちゅうげん、みみにさからう)
妻の言うに向こう山も動く
(つまのいうにむこうやまもうごく)
天に口なし人を以て言わしむ
(てんにくちなしひとをもっていわしむ)
唐人の寝言
(とうじんのねごと)
桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す
(とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす)
十のことは十に言え
(とおのことはとおにいえ)
年寄りの言うことと牛の鞦は外れない
(としよりのいうこととうしのしりがいははずれない)
西と言えば東と言う
(にしといえばひがしという)
西と言ったら東と悟れ
(にしといったらひがしとさとれ)
日光を見ずして結構と言うな
(にっこうをみずしてけっこうというな)
二度聞いて一度物言え
(にどきいていちどものいえ)
盗人と言えば手を出す
(ぬすびとといえばてをだす)
盗人の寝言
(ぬすびとのねごと)
鑿と言えば槌
(のみといえばつち)
馬鹿も休み休み言え
(ばかもやすみやすみいえ)
始めを言わねば末が聞こえぬ
(はじめをいわねばすえがきこえぬ)
恥を言わねば理が聞こえぬ
(はじをいわねばりがきこえぬ)
腹の立つ事は明日言え
(はらのたつことはあすいえ)
針ほどのことを棒ほどに言う
(はりほどのことをぼうほどにいう)
美人は言わねど隠れなし
(びじんはいわねどかくれなし)
人事言えば影が差す
(ひとごといえばかげがさす)
人事言わば筵敷け
(ひとごといわばむしろしけ)
人の空言は我が空言
(ひとのそらごとはわがそらごと)
人の将に死なんとするその言や善し
(ひとのまさにしなんとするそのげんやよし)
人を以て言を廃せず
(ひとをもってげんをはいせず)
百姓の泣き言と医者の手柄話
(ひゃくしょうのなきごとといしゃのてがらばなし)
不可能という言葉は我が辞書にはない
(ふかのうということばはわがじしょにはない)
武士に二言はない
(ぶしににごんはない)
右と言えば左
(みぎといえばひだり)
見ざる聞かざる言わざる
(みざるきかざるいわざる)
昔から言う事に嘘はない
(むかしからいうことにうそはない)
目で見て口で言え
(めでみてくちでいえ)
目は口ほどに物を言う
(めはくちほどにものをいう)
物言う花
(ものいうはな)
物言えば唇寒し秋の風
(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)
物は言いなし事は聞きなし
(ものはいいなしことはききなし)
物は言い残せ、菜は食い残せ
(ものはいいのこせ、さいはくいのこせ)
物は言いよう
(ものはいいよう)
物も言いようで角が立つ
(ものもいいようでかどがたつ)
薬石の言
(やくせきのげん)
預言者郷里に容れられず
(よげんしゃきょうりにいれられず)
余の辞書には不可能という言葉はない
(よのじしょにはふかのうということばはない)
来年のことを言えば鬼が笑う
(らいねんのことをいえばおにがわらう)
来年の事を言えば鬼が笑う
(らいねんのことをいえばおにがわらう)
理屈を言えば腹が立つ
(りくつをいえばはらがたつ)
流言は知者に止まる
(りゅうげんはちしゃにとどまる)
綸言汗の如し
(りんげんあせのごとし)
碌でなしが人の陰言
(ろくでなしがひとのかげごと)

 

 

小学2年生で習う『言』の読み方、書き順、部首と『言』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。