『難』の読み方

 

音読みナン
訓読みむずか(しい),かた(い)
表外読みダン,にく(い)

 

『難』の画数

18画

 

『難』の書き順

 

『難』の部首

ふるとり

 

『難』がつく熟語

 

艱難かんなん危難きなん
救難きゅうなん苦難くなん
困難こんなん災難さいなん
七難しちなん至難しなん
受難じゅなん遭難そうなん
俗難ぞくなん賊難ぞくなん
多難たなん難易なんい
難解なんかい難艱なんかん
難詰なんきつ難局なんきょく
難航なんこう難渋なんじゅう
難所なんしょ難題なんだい
難聴なんちょう難点なんてん
難読なんどく難燃なんねん
難破なんぱ難関なんもん
難問なんもん批難ひなん
避難ひなん非難ひなん
無難ぶなん厄難やくなん

 

『難』がつく四字熟語

 

一木難支いちぼくなんし
艱難辛苦かんなんしんく
艱難辛困かんなんしんこん
苦行難行くぎょうなんぎょう
言易行難げんいこうなん
国歩艱難こくほかんなん
弧掌難鳴こしょうなんめい
狐狼盗難ころうとうなん
孤論難持ころんなんじ
災難即滅さいなんそくめつ
才難之嘆さいなんのたん
才難之歎さいなんのたん
七難九厄しちなんくやく
七難八苦しちなんはっく
至道無難しどうぶなん
進退両難しんたいりょうなん
寸歩難行すんぽなんこう
前途多難ぜんとたなん
先難後獲せんなんこうかく
太盛難守たいせいなんしゅ
多事多難たじたなん
天歩艱難てんぽかんなん
難行苦行なんぎょうくぎょう
難攻不落なんこうふらく
難中之難なんちゅうのなん
非難囂囂ひなんごうごう
非難囂々ひなんごうごう
覆水難収ふくすいなんしゅう
無理難題むりなんだい
良弓難張りょうきゅうなんちょう

 

『難』がつくことわざ、慣用句、故事成語

 

言うは易く行うは難し
(いうはやすくおこなうはかたし)
一日再び晨なり難し
(いちじつふたたびあしたなりがたし)
一難去ってまた一難
(いちなんさってまたいちなん)
色の白いは七難隠す
(いろのしろいはしちなんかくす)
曰く言い難し
(いわくいいがたし)
謂われを聞けば有難や
(いわれをきけばありがたや)
縁なき衆生は度し難し
(えんなきしゅじょうはどしがたし)
難きを先にし、獲るを後にす
(かたきをさきにし、うるをのちにす)
噛み合う犬は呼び難し
(かみあういぬはよびがたし)
艱難、汝を玉にす
(かんなん、なんじをたまにす)
兄たり難く、弟たり難し
(けいたりがたく、ていたりがたし)
甲乙付け難い
(こうおつつけがたい)
故郷忘じ難し
(こきょうぼうじがたし)
孤掌鳴らし難し
(こしょうならしがたし)
材、大なれば用を為し難し
(ざい、だいなればようをなしがたし)
災難なら畳の上でも死ぬ
(さいなんならたたみのうえでもしぬ)
災難の先触れはない
(さいなんのさきぶれはない)
山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し
(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
少年老い易く学成り難し
(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
師走女房難つけな
(しわすにょうぼうなんつけな)
生は難く、死は易し
(せいはかたく、しはやすし)
創業は易く守成は難し
(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
時は得難くして失い易し
(ときはえがたくしてうしないやすし)
難波の葦は伊勢の浜荻
(なにわのあしはいせのはまおぎ)
難産、色に懲りず
(なんざん、いろにこりず)
測り難きは人心
(はかりがたきはひとごころ)
万卒は得易く、一将は得難し
(ばんそつはえやすく、いっしょうはえがたし)
筆舌に尽くし難い
(ひつぜつにつくしがたい)
一筋の矢は折るべし十筋の矢は折り難し
(ひとすじのやはおるべしとすじのやはおりがたし)
人の七難より我が十難
(ひとのしちなんよりわがじゅうなん)
人の十難より我が一難
(ひとのじゅうなんよりわがいちなん)
貧乏難儀は時の回り
(びんぼうなんぎはときのまわり)

 

 

小学6年生で習う『難』の読み方、書き順、部首と『難』を含む熟語、四字熟語、ことわざ、慣用句、故事成語をまとめて覚えよう。